YouTubeといえばHIKAKINさんを始めとしたユーチューバーと呼ばれる存在を生み出した伝説級の動画サイトで、動画の再生数に応じて報酬が増えるというシステムというのはご存知の通り。
しかし最近はライブアプリの「17live」というアプリがじわじわと話題になり始めています。YouTubeは予め作成した動画をアップロードしするスタイルで、動画作成という工程が必要になります。
しかし、17liveはライブアプリなので動画作成をする必要がありません。そのため動画作成スキルのない方でも手軽に始められるという意味ではかなりラクな副業かもしれません。
今回はYouTubeと比較しながら17liveのメリットや難しさについてお伝えしていきたいと思います。
YouTubeと17liveはなにが違う?
まず簡単にYouTubeと17lieの違いをまとめておきますね。
完全に作り上げられた動画とリアルタイムアドリブ動画配信
YouTubeの動画ってそもそもリアルタイム配信ではないですよね。撮影した動画を編集し、字幕をつけたり効果音、BGMなどをつけて見やすく編集する作業が必要です。ただ、そうすることでより見やすく楽しい動画にすることで視聴者やファンを集められるというわけ。
動画は納得がいくまで撮り直しができるので、トークが苦手な人でも何度でも練習できますし、別に顔出しやトークなしでもやっていくことが可能です。
一方17liveはリアルタイムのライブ配信ですから、一切動画の加工編集ができません。一応、きれいに見えるよう可愛く見える顔認識スタンプやフィルターなどが用意されてはいるものの、出たとこ勝負になるのでアドリブやトークが苦手な人には難易度が非常に高いアプリです。
そもそもライブアプリなので自分が出演しないということが許されないため、顔出しもトークも必須です。なのでそれが無理!という方はきっと17liveは閲覧専用のアプリになることでしょう…。
収益構造が違う-広告収入と投銭収入
YouTubeの場合、収益構造は動画ページに配信される広告によるものが多くを占めますよね(人気ユーチューバーには企業案件も来ます)。
この収益はGoogleAdsenseによるものですので中抜きされることはありません。
17liveの場合は投銭方式ですが、もらった投銭をそのまま受け取れるわけではありません。17liveの運営会社が数%~数十%ほどはねた上での収入となります。
中抜きされていると考えるとあまりいい気はしませんが、他のliveアプリと比較するとわりかし良心的だという記述も見かけました。
17liveで稼ぐ人のことを「ライバー」と呼び、中には月収1000万円以上という人も何人か出てきているようです。しかしそこまでたどり着くには、サービス初期からの先行者だったとかの運も必要だったりしますのでなかなか難しいかもしれませんね。
※ぶっちゃけYouTubeでもLive配信できるし投銭もあります。最近ではツイキャスが投銭機能を導入しましたので、17lieだけが投銭収入スタイルというわけではありません
YouTube-企画次第 17live-見た目次第
YouTubeは企画ありきで動画作成しますよね。要は、目的とゴールがはっきりしているため何をすれば良いのかわかりやすいというわけ。しっかりと企画を練る→作業→動画アップという工程を続けていけばいずれはある程度のフォロワー・再生数を獲得出来るようになると思います。
まあ言ってしまえば企画次第で一気に人気になる可能性もゼロではないということ。
逆に、17liveは思いっきり見た目重視で再生されるかどうかが決まります。所見で配信者一覧を見た時にプロフィール画像がめっちゃ並んでるんですが、みんなキレイ、可愛い、カッコいい…という人ばかり。
率直に言うと、顔面偏差値の低い配信者は淘汰されやすい環境です。かなりエゲツないですが、やっぱりみんな見た目がいい人の配信ページを開いてしまうわけです。配信内容に興味がなかったらさようならですし、面白かったら投銭もする…という感じでしょうか。
見た目も良くてトークも面白い、という人だったらトップライバーの頂にチャレンジ出来るかもしれません。
私がちらっと見た感じだと、見た目がパッとしない配信者の方がちょっとニヤついているのを見て直後に「気持ち悪い!」といったコメントがあって、ゴキブリ並みのメンタルじゃないと続かないだろうなぁ…と思ってしまいました。
ライブ配信はゴールが見えないのがネックで、YouTubeのように具体的な目標や企画を決めにくいんですよね。なので、行き当たりばったりのライブになっている人もいるようです。もちろんそういうグダグダ配信でも見る人は見るのでなんとも言い難いですが。
Liveアプリや動画サイトの共通するリスク
さて、めっちゃ簡単に違いについてお伝えしました。
・17liveは顔出しもトークも最低限必要なライン(マスクはあり)
・投銭収入なので視聴者の気持ちをダイレクトに受け取ることになる
・明らかに見た目が良くてトーク力がある人が閲覧される
コレを踏まえた上で、動画ならではのリスクについてお伝えしておきます。
動画で顔出しする場合、身バレのリスクが非常に高いです。それも踏まえた上でできれば別にいいのですが、ネット上であれこれ言われても動じない鋼のハートを手に入れておきましょう。
ユーチューバーがたびたび炎上して身バレしたりするのを見ていると、17liveでも今後なにかある可能性も否定できませんからね。
といっても、あまり自分のことについて話さなすぎるのも面白みに欠けてしまいますし、個人情報に関すること(職業、氏名、住んでいる地域など)がもれない範囲でトークをしていく他ありません。
どういうライバーを応援したくなるか?
当然ですが、人気になるライバーにはその資質があるわけで。それはYouTubeでも一緒ですね。
私もぱぱぱっと見ていった感じ、視聴がなかなか続かないとか、数秒で離脱っていうのばかりだったんです。でもとある人の配信ページを開いたら思わず見入ってわざわざコメントまでしてしまいました。
具体的にどんな特徴のある人だったかと言うと以下の通り。
- 元気で明るい雰囲気のトーク
- 清潔感がある、部屋がキレイ
- カメラとの距離が近すぎない
- 一生懸命何かに取り組んでいるのがわかる
だいたいこんな具合でした。カメラとの距離が近すぎると「うわっ…」となります。清潔感がなく、部屋も含めて暗い雰囲気、トークも独り言をブツブツ小さな声で言っているような感じだと即離脱ですね。これは男女問わずの条件だと思います。
適当にBGMでも流して、全体的に楽しそうな雰囲気を醸し出していると視聴者も離脱しにくいと思います。
ただ単に雑談する人だけでなくパフォーマーや音楽系で弾き語りの人もいるので、自分ができそうなことから始めていくと良いと思います。
まとめ:17liveで稼げるかどうかは見た目から始まる
率直に言いましょう、ライバーとして稼げるかどうかは見た目から始まります。見た目が良ければ誰の配信を見ようか迷っている視聴者を根こそぎ奪えますからね。17liveのファーストビューって超大事です。
そして配信内容や雰囲気がよければ視聴者もそのまま見てくれるでしょうし、ツイッターやインスタなどに飛んでファンとなってくれます。必ずしも最初から稼げるわけではありませんが、ファンを増やせば徐々に投銭も増えて収入も増えていくでしょう。
女子高生でも主婦でもフリーターでもおっさんでも、色々な人が大きな収入に繋げられる可能性があるというのは良いことではあると思います。
ただ副業という視点から見た場合、身バレの可能性もあるのでややリスキーかなとは思いますね。そのあたりを天秤にかけて問題ないと判断したなら、やって見る価値は大いにあると思います。