あまり家族や友人・知人には相談できないような話なんだけど、どこかで相談できないかな?といった悩みや愚痴が溜まっている人って世の中には大勢います。私だってそうですし、あなただってそうだと思います。
ココナラではそういった悩みを気軽に電話で相談出来るサービスを出品している人が結構いるんですよね。もちろん有料サービスなので、できるだけ伝えたいことをはっきりとさせておいたほうが良いんですけど、整理していない状態で話をして、それを変わりに整理して悩み解決サポートしてくれるサービスをしている人もいます。
電話相談って素人でやっている人もいれば、カウンセリングスキルや何らかの資格のある人もいるしで、眺めていて面白いです。
というわけで、ここでは電話相談を副業にしてみたい、興味があるという方向けにお伝えしていければなと思います。
電話相談の仕事内容
以前の記事で、ココナラでは色々なことを仕事にできるとお伝えしました。その中で「電話相談」というものがありました。具体的にどんなことをするのか?ですが、以下のようなものがメインですね。
メモ
電話代行
国際電話代行
仕事や私生活の悩み相談、愚痴聞き、カウンセリング
留守電音声案内の録音
悩みを聞くだけでなく問題解決まで一緒に考えてくれる
電話対応の練習相手になる
電話占い
率直に言って、電話関係で副業にできそうなものはこれくらいかなと思います。悩み相談やカウンセリングはなにもテーマを決めていないと、どんな角度や方向からボールを投げられるかわかりませんので自分が得意な分野を軸にしておくのがおすすめです。
こういった電話相談を出品している方は、その人自身も過去に何らかの悩みや問題を抱えていて、どうにかして乗り越えてきた経験がある…という人が多いです。相談をする側としてもそういった人の方が安心して相談できますよね。逆に、悩みを吹き飛ばす系(?)の電話相談は出品されていません。
個人的には悩みを明るくジョークや笑いも交えながら話して忘れさせてくれるような電話相談があったらそれなりに売れそうな気もするんですけど、やっぱりそういうのは微妙かなと足踏みしている人が多いのでしょうか?
単に「悩み」と一言で言っても多岐にわたります。
仕事・恋愛・人間関係・社会福祉関係・コンプレックス・人生・格安simなど家電関係・税金・借金の返済…etc
もっと専門的なことも相談対象になると思います。とはいえ、ニーズがないものを出品しても売れませんので、人がよく抱える悩みをよく考えて、自分が得意な分野で出品してみると良いでしょう。
ポイント
細かいところでは、「色々なスキンケア化粧品を試してきた人が、おすすめのスキンケア方法や化粧品を電話・ビデオチャットでカウンセリングして教える」とか面白そうじゃないですか?化粧品店の美容部員の人ができそうなサービスですね。テキストで悩み解決っていうのはあるのですが、ビデオチャットだと更にきめ細かなサービスが出来るのでその分需要はあるんじゃないかなと思ったり。
と、こんな具合にアイディアを詰めていけば独創的かつ需要のありそうな、オリジナルの電話相談サービスが作れるんじゃないか思います。アフターサービスもオプションでつけられれば収益ポイントを増やせるので良いですね。
副業でできる電話相談の種類と勤務場所
電話相談自体はどこでもできますし、スマホであればココナラのアプリから電話できます。
とはいえ、依頼者側は家にいようが外出先であろうが関係ないのですが、出品者としてはできれば静かで落ち着いた空間で電話対応するほうがやりやすいと思います。
ちなみに、ココナラではLINEやSkypeなど無料のサービスを活用した電話相談は禁止されています。
なので電話相談の時は必ずアプリを活用しましょう。アプリなしでも電話相談出来ると言えば出来るのですが、依頼者側に余計な通話料が掛かってしまいます。
電話相談のメリット・デメリット
では次に電話相談のメリットデメリットを見てみます。
メリット
まずメリットですが、これは特にこれと言った技術や資格がなくても、自分の人生経験を踏まえて相談に応じることが出来る=仕事になるというところでしょうか。誰しも人に悩みを聞いて欲しい、相談したいという経験はあったはずです。自分がそうだった時の状況を思い出し、相手の気持に寄り添えるような良き相談相手になることができるなら、きっと副業としてうまくいくと思います。
デメリット
デメリットとしては、まず電話の受け答え自体が得意な人でないと難しいということ。そして相手の気持ちを考えた発言をしなければ「この人はダメだな…」と思われて切られてしまうこと。そして相手に「この人に話してよかった!」と思ってもらえるような話し方をしなければならないこと。この3点が難しいですね。あとは何かしらのつらい時期、経験を乗り越えた実績がある、もしくはカウンセラー技術がある人もいるため、何もアピールできることがないと出品者としては弱くなってしまいますね。
大抵の電話相談出品者は何かしらの経験やスキルを持っています。そういった相手が多い分野だと勝負にならないので、求めている人が多そうだけどやっている人がいない、かつ自分が出来る範囲の電話相談をやってみるのはありだと思います。上でも書いたような電話やビデオチャットを用いたオススメ化粧品の相談とかですね。
アイディア次第では既存の電話相談よりも購入者が多い電話相談ができるかもしれません。
いずれにしても「自分の得意分野でやる」というのが重要ですよ!
電話相談のチェックポイント
では電話相談の収入などのチェックポイントも見ておきましょう。
収入目安 | 1回数百円~数千円 |
勤務地 | 自宅、外出先 |
勤務時間帯 | 自由(予約が入った時間帯) |
勤務曜日 | 自由(予約が入った時間帯) |
1回の勤務時間 | 数分~数十分 |
資格の要不要 | 不要だがカウンセラーや何かしらの特技・経験があれば有利 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
ココナラでの電話相談は1分あたり100円~300円の範囲で出品者が自由に値段を決められるようになっています。なので、1分100円で10分間電話したら1000円の収入になる…え!?めっちゃ儲かるじゃん!
…って思うじゃないですか。残念ながらそうは問屋が卸さないんですよ。実はココナラの電話相談サービスの手数料は非常に高いです。電話相談の出品者手数料は42%。
200円で20分電話相談を受けた場合、4,000円の報酬。そのうち42%である1,680円が差し引かれ、残りの2,320円が自分の手元に残ります。手数料高すぎぃ!
でもよく考えてみると、20分で2,320円というのも時給換算すると6,960円。そんじょそこらのバイトよりも半端なく時給高いんですよね。そりゃ電話相談を副業にしたくなるのもわかるってもんです。
ただし、上でも書いてるように何らかのスキルや経験を持っている人の方が有利になるので、時給に釣られずよく考えた上で始めましょう。
電話相談のおいしく稼げる時間帯やタイミングは?
「ココナラ 電話相談」と検索すると、その後スグに「儲かる」というキーワードが出てきますが、儲かるかどうかは自分のスキル・アイディア次第です。
まあ時給換算するとかなり儲かると言っても差し支えないですが、それでもライバルは大勢います。それを出し抜くには自分なりのアイディアと経験、スキルがものを言います。
アイディアとは他の電話相談出品者とは少し違う視点で出品してみることですね。それから、電話の受け答えスキル次第ではリピーターになってくれるので、そこも必要です。あとは需要のある悩みに対する経験や知識を持ち合わせていること。これらを総合的に組み合わせた電話相談サービスを出品できれば、ライバル不在です。
が、そもそもニーズのないサービスだといつまで経っても始まらないので、まずは低価格で気軽に何でも電話相談という感じで出品して、相談者のニーズや対応の感覚が掴めてから本格的なサービスのアイディアを詰めていっても良いかもしれません。
何にしても初めて見ないことにはわかりませんから、勇気を出して始めてみましょう!
副業で電話相談に向いている人
電話相談に向いているのは以下のような人になると思います。
こんな方におすすめ
- 電話対応や相談を受けるのが得意な人
- はじめて話す人でも相手のペースで話を聞いてあげられる人
- 需要のある経験や知識が豊富な人
電話相談は副収入になるのは当然すけど、お金儲けよりも人助けの側面が強いですね。困っている人の助けができて収入につながるのであればこの上ないことですが、そのためには丁寧な話し方で相手の気持ちを汲んだ会話が出来なければなりませんし、求められていることに対する知識や解決策の提案も時には必要になってきます。
それがしっかりできるようになれば電話相談サービスとして仕事の依頼も増えるのではと思いますね。出品者によっては相談を電話で受けて、解決アイディアの提案なんかはオプションにしたり別のサービスにしたりと様々です。
自分なりの落とし所を上手く見つけてチャレンジしてもらうのがベターかと思いますね。
まとめ:電話相談は時給換算するとエグいが、人助けという側面を忘れないように!
もう一度言いますが、電話相談は時給換算するとかなりすごいです。最低価格の1分100円であっても20分なら報酬2000円、手数料42%引かれても1,160円。時給換算すると3,480円。こんなのに慣れると普通のバイトなんかやってられないレベルですよ!
ただし、自分のサービスを軌道に載せるにはしっかりとニーズの調査が必要ですし、相談であれば相手の話を聞いて悩みの本質を聞き出したり問題解決の手助けをできるだけのコミュニケーション力が不可欠。
儲かるからって適当にできる副業でもないので、事前に自分も色々な出品者の電話相談サービスを利用してみて、どんな風にやっていけば良いのかを学んでみると多くのヒントが得られると思います。