そもそも出オチタイトルで恐縮なんですが、競馬やボートレース、競輪やパチンコっていわゆるギャンブルですよね。なので、副業とはいいません。
しかし「パチプロ」などという言葉があるように、こういったギャンブルで副業的な収入を得ている人も少なからずいます。
私は友人との付き合いでたまに行く程度で、すべからく惨敗しているだけの人です。なので競馬などが副業的な収入になるとは全く思っていません。でも実際に100円台の馬券が20万円になった!という話を友人から聞いたりすると「ふざけんなし!」と感じるわけですが。
ギャンブルで副業的収入を得ようと思ったら相当な運と経験、知識が必要
私は友人宅に行くと100%の確率で競馬をしにいきます。彼は学生の頃からずーっと競馬をやり続けていて、過去にはうん十万~百万程度の大きな利益を得ているんです。。。
それにあやかる…ではないですが、私も嗜む程度に1回100円~千円程度の範囲で馬券購入したりするんですけど、これが全然当たらない!
競馬場で買える新聞に載ってる出走馬には各コメンテーターの予想が○△なんかで書いてあって、どの馬を選ぶかの参考になるわけです。しかしそのマークがついている馬が一番人気であればそもそも倍率も低く、大した利益にもなりません。
だからこそ3連複やワイドなんかも使ってみるわけですが…
マジ、当たらない。
こいつが来るだろうと思っていい調子でゴール近くまで来たら、まさかの武豊騎手が乗っていた馬一気に差してくるとか…完全に不意をつかれて「こんなん絶対無理やろ」とさじを投げてしまいます。ボートレースも似たような感じですね。
私は新聞なんかで適当にその場で見ているだけですが、本気で儲けようとしている人は普段から競馬系のサイトを眺めていたり、新聞を舐めるように読み込んだり…というのを自然にしているんですよね。だから、ある程度的確な予想ができて勝率も高まるわけで。それでも普通に外してますけどね。
普段から競馬のことをなにも考えていないような人間にはさっぱり予想もつかず、適当に選んで外して…を繰り返して掛け金をひたすら没収されるというわけです。
ちなみにこれ、ダメな例なので真似したらだめですよ?
パチンコやスロットもやったことはありますが、あれも競馬と同じく台選びから始まるんですよね。設定良くてある程度回っている台であれば1000円入れるだけで4倍とかそれ以上になったりもしますけど、設定がダメな台を選んだ時点で負け確定なんです。
ギャンブルで収入を得ようと思ったら、そういったところを見抜いたり普段からアンテナを張って情報収集するというのが不可欠。競馬とかパチスロって意外と儲かるんだ!じゃあやろう!と何も調べずに始める人はカモになる典型的な例です。
そう考えるとまだ現物株の投資の方がマシかも?
ギャンブルは始めた時点で勝ちか負けが確定してしまうんですが、例えば現物株だったらどうでしょう。
株も業績期待で上がり続けていて、それなりに良い決算を出しても「材料出尽くし」「織り込み済み」なんてことで大暴落することもよくありますし、ギャンブルと言われてしまうのも仕方がありません。
ですが現物株は信用取引と違い、売りさえしなければいつまでも保有できるというメリットがあります。(信用取引は6ヶ月で返済が必要)
リーマンショック以降日本株は驚くほど割安となっていました。その前に現物で株を買っていた長期現物投資家は、いってしまえば「凍死家」になっていたわけですが2015年以降株価が上昇に転じ、リーマンショック近辺の株価を大きく更新した銘柄も多くあります。
要するに、現物株であれば大きな含み損を抱えてしまっても10年位放置すれば割ともとに戻るんですよね。Wiiのブームで2007年には7万円をつけていて、二度と戻らないと絶望されていた任天堂でさえ5万円近くまで戻ってきたんですから。
何が言いたいかと言うと、ギャンブルは始めた時点で勝ち負けが決定してしまうものの、現物株なら仮に含み損になっても放置していれば戻ることもあるということ。含み損は確定損じゃないんです。強がりかもしれませんけどね。
まとめ:副業でギャンブルするなら徹底的に勉強すべし!無理なら現物株の方がマシ
なので、副業としてギャンブルをやるのであれば徹底的に勉強しなければなりませんし、常に新しい情報を仕入れる必要があります。競馬なら馬の血統やら当日のコンディション、レース場の状態、コメンテーターの注目度、騎手などなど…。
とうぜん色々勉強していざ賭けてみても全然当たらないどころかマイナスになるばかりというのが普通ですので、諦めずにやるしかありません。
それが無理ならギャンブルで副収入を、なんていうのは辞めておいたほうが良いです。まだ現物株の方がマシ。もちろん株自体も銘柄選定だけでなく相場の地合いをよく考えずに買うと思わぬ暴落を引き当ててしまう事になりかねませんし、ツイッターや掲示板の買い煽りに騙されて仕手株を買ってしまったり…なんていうこともあるかもしれません。
だからこそ、ギャンブルにせよ株にせよよく勉強しなければならないわけですが、勉強して購入した結果含み損になってしまったとしても、現物株ならほっとけば助かる可能性は十分あるんです。
ココに注意
よっぽどクソな会社だと100%減資で元金すら還ってこないこともあります。大企業だからといって安心とは限らず、JALは2010年に100%減資した経緯がありますので油断できませんけど…。
とはいえ、よっぽどのことがない限りスグに倒産することはありませんし、何年も持っているとまた景気がよくなったり業績が好調になって株価も上がるのが普通なので、それほど心配しなくても良いというのが現物株の大きなメリットでもあるのです。
まあ現物だから安心といってギャンブル的な投機を繰り返していると私のように資産を1/10にしてしまうこともあるかもしれませんのでお気をつけて。
結論、ギャンブルは止めとけって話でした。