国民健康保険料は前年の所得により算出される税金ですが、前年の所得が多いと課される税額も大きく膨らみます。
私は昨年度の収入が過去最高だったので、それに賦課される国保額もかなり大きいんですよね。ですが、残念なことに今年の収入はそれを賄えるとは到底思えないレベルに成り果てました。
そのため以前一度市役所の税務課に相談していたのですが、「前年度の所得により決定しているので減額できません。」という回答をもらっていました。
その後色々としてみたものの、売上回復には時間がかかりそうだったので仕方なく副業としてアルバイトすることにしたんですよね。でもそれでも税金分を稼ぐことができない。。。
ちょうどTLを眺めていてmisakiさんの国保についての記事が目に止まったのです。なんとなくRTしたところリプをいただきました。
世帯の所得が一定基準以下になった場合、保険料の減免を受けられる可能性もあります。
市町村によって条件が異なるのですが、厳しくなったら自治体の窓口に問い合わせてみてもいいかもです。— misaki@のんびりコツコツ投資生活 (@fpmisaki2) September 23, 2018
まあ答えは多分変わらないだろうけど、もう一度市役所に連絡してみるか…という気持ちで電話してみました。
変わらぬ金額、変わらぬ対応
以前市役所に連絡した時と同じように健康保険係に電話しました。金額が大きい割に今年の収入が非常に少ないので払いきれない。減額できないか?という旨を以前と同じく伝えました。
しかし返ってきた返答は以前と全く変わらず「国保は前年の所得額から決まるので減額はできない」ということでした。総支払額は変わらないけれども、残りの額を支払いがない翌年の4~6月に分けることもできるというのは初めて教えてもらいましたが、正直なところ焼け石に水の話。
そのあと(めんどくさくなったのか)税務課の人に電話を取り次いでもらい、話をすることになりました。
借金してでも国保払え。市役所に相談しても安くはならない
一応私が言いたいことはお伝えしたのですが、やっぱり税務課の人も健康保険係の人と全く変わらず「国保は前年の所得によって決まっているので減額はできない」ということでした。
私としてももう少しどうにかして欲しいという感じだったので現状を伝えるために、「本当にお金ないんです」という前置きをして事業の売上が4/1くらいになったこと、市県民税や個人事業税の支払いもあり、どうにもならないのでアルバイトを始めたこと…などを伝えましたが「そうなんですねぇ…」という反応をされただけでした。
災害に遭った場合の救済措置はあるものの、事業が傾いた時には何の救済もないんです。
こういう相談を市役所にして、結局その月分の国保料を払えなければ翌月には督促状が届くとか。さらにそれでも支払えなければ資産差し押さえになるそうです。(預金残高やお金になるものがないかを調べられる)
他の自治体では減額の手続きができるところもあるようですが、と訪ねたところ「他の自治体のことはわからないです…」という回答でした。
最悪借金してでも払わないといけないのか?という質問には、語尾を濁しながら「収入や生活に合わせてそのようにして頂く必要もあると思います。。。」という旨を回答をいただきました。
借金してでも国保は払えということです。慈悲もない。
貯蓄があればそこから払えよという話なんですが、貯蓄も今年の12月には底を付きますよ、えぇ。
100%借金することになる予定です。素晴らしいよな国保って。俺病院ここ10数年行ってないんだけど…
まとめ:国保が減額になることはまずない。蓄えをしっかり持とう!
思わず悪態付いてしまいましたが、私の住んでいる自治体では売上激減した自営業者も退職者も等しく一律に国保が徴収されます。減額措置はありません。
もちろん自治体によって対応は異なりますので、7割、5割、2割の軽減措置もあるわけですが、私が電話したときにはその話は一切されませんでした。
この記事を読んでいる方は私ほど逼迫はしていないでしょうが、それでも国保の支払いに悩んでいるのではないかと思います。ですので、一度自治体の健康保険係もしくは税務課に問い合わせてみてください。
私のように税金支払いのために借金することが確定するのは可能な限り避けてほしいなと願わずにはいられません。