メルカリにおいて売れるものと売れないものは割りとはっきりわかれています。
人気のあるものやブランドとして知名度があるものははっきり言って適当に値段つけておいても売れます。「売れる不用品」とは自分にとって価値のない物でも他人には価値のあるものです。
しかし、自分がそれなりに価値があるのでは？と思っていても逆に売れないものも存在します。あまりにもニッチすぎるものや知名度が低すぎるものはなかなか閲覧数も増えませんし、いいねも入りません。誰にとっても価値が見いだせないものはゴミでしかありませんよね。
こんな状態が長く続くと、「もういらないからさっさと売りたいのに、なんで誰も買ってくれないの！？これってもしかしてただのゴミ…？」と困ってしまうでしょう。
なので今回は売りたいものをできるだけ素早く売るコツと秘訣についてお伝えしていければなと思います。
さっさと売り切りたいものを売るコツ
コツ1：関連キーワードを説明文やタイトルに入れる（アルファベット名とカタカナ名など）
掲載している商品に関する関連キーワードを説明文、タイトルに加えるのは基本的なことですが、割りと適当にしている人もちらほらいます。
この商品を探している人はどんなキーワードで検索するか？というのをよく考えてみましょう。まず化粧品の名前を入れますよね。そしてその化粧品が化粧水なのか、美容液なのか、オールインワンジェルなのか…ということも入力しておきます。
そしてその化粧品のブランド名なども細かく掲載するのですが、ここを忘れている人が結構います。
わかりやすく布団乾燥機で言うと、「布団乾燥機」というタイトルと写真だけでは商品名や型番で検索をかけた人には表示されず、かなり不親切です。なので「三菱 布団乾燥機」だけでなく「三菱 布団乾燥機 AD-X50-W」という具合に型番も入れましょう。
こうすることで、その商品を検索した人にダイレクトに表示できます。
コツ2：カテゴリを正しいものに変更する
カテゴリが適当なものだと当然閲覧数が増えず、購入されるまでに時間がかかってしまうことに。
メルカリだとカテゴリは写真やタイトル・説明文を入力後に選択することで、自動選択により適切な物を選んでくれるわけですが、割りとこれ間違ったものを指定されることがあるんですよね。
そこに気づかず出品してしまうとカテゴリ違いの場所に表示されるようになるで注意しましょう！カテゴリを選択する時、最初にポップアップが出ますが、その選択肢に適切なものが無い場合は×ボタンを押して大きなカテゴリから適切なものを選んでいきましょう。
似たような出品がある場合、その出品がどのカテゴリに設定されているか？を見てみるのも参考になりますよ。
コツ3：セット販売（抱き合わせ）にする
単品で出品してもなかなか売れないものがあります。そういう時は、あえてセット販売してみるというのもおすすめです。ユーザーさんは何気に出品者が他に何を出しているのか？をチェックしているようで、「これも一緒に買うからちょっと安くならない？」といったように交渉してくることがあります。
さっさと売り切りたいものなら、セットで専用出品としちょっとだけ値段をサービスしてあげればOKと思います。もちろん、最初からバラ売り不可でまとめて出品するのもありですが、その場合値段が単品で買うよりも高くなってしまわないように注意が必要です。
コツ4：説明文を更新する（利用用途提案型）
説明文や値段、タイトル、カテゴリ等を更新すると自動的に新規出品と同じような扱いになります。なので、埋もれてしまった商品を再度そのカテゴリの上側に表示することも可能。
それを利用して値段を調節したり、説明文の内容を上手に更新するのが個人的にはおすすめです。ジャンク品などはそのままジャンクですと書くのではなく、何をしたら壊れたか、どこまで動くのか（動かないのか）、どんなことに使えそうか、といったことを書いておくと、ユーザーもいいねで興味を示してくれます。
コツ5：値下げする（自分だったら買いたくなるかも？という値段に）
値下げは最強購買意欲アップ作戦ですね。ただし、値下げしすぎるともったいないものもあるため、慎重になるべきところです。
ポイントとしては自分だったらギリギリ買っちゃうかなぁ…程度の値段にすることが重要ですね。高いと安いの線引の境目あたりに調節することでバシッと購入されることが多いです。
コメントで、「もう1000円安ければ買うんですけど」といったコメントが来ることもあります。そういった時は、安すぎるかどうかを判断して値段調整するといいでしょう。これ以上無理だった「難しいです」でいいですしね。
ここで意外と使えるテクニックをお教えしましょう！提案された金額と実際の値段の間くらいで「これが限界です」とか言っておくと「それでお願いします」とすんなり買ってもらえることが多いです。具体的に言うと、9000円で出している商品を8000円で売って欲しいと言われた場合、「8400円までなら値下げできますがこれが限界」と言うってことですね。
なぜ8500円じゃないかというと、500円と400円では心理的な壁があるからです。たった100円の差なのに、です。5000円よりも4980円の方が安く思えてしまうのと一緒ですね。
そのあたりの値段のマジックを上手に使うことで、効率的にさばいていくこともできるようになるはずです。
できるだけ高値で売りたい商品はどうする？
自分の納得できる値段で売れるのをひたすら待つ
自分も閲覧者も価値がわかっている商品の場合、どうしても値段は高くなります。値段が高いとたとえ人気のものであっても一気に売れにくくなります（体感的にどのカテゴリーも5000円以上のものは売れにくい）。
安売りしたくないと思っている場合はとりあえずそのままの値段で放置するのが懸命でしょうね。その商品が本気で欲しい人は今すぐ現れないことのほうが多いからです。
なので、本当に欲しいと考えている人が購入したり、コメントを残すまでは多少説明文を変えて浮上させたりしながら潜伏しておくのがベターかと思います。
なんだかんだ言っても私も売れない商品が結構たくさんありますからねぇ…
私がメルカリにテキトーに出品してみた商品の売れ行き傾向
で、じゃあ「偉そうに言うお前は実際にどんな具合で売れとんの？」と気になりますよね。私も色々と出品して試してみてはいますが、売れないものは何しても売れないのでとりあえず放置というものも結構あります（笑）
とりあえず自分で出品してみたなかで売れやすいものの傾向などはつかめてきたので、メモ的に残しておきます。
化粧品-基礎化粧品はスグ売れる
化粧品にも色々な種類がありますが、基礎化粧品（化粧水・美容液）やオールインワンジェルのようなものはよく売れます。トライアルセットの使いかけでも結構売れちゃうので驚きです。男性向けの抑毛ローションなんかもスグ売れましたね。
ただ逆に匂い予防のクリームなんかは全然売れません。季節的なものも関係していると思いますが、このあたりはできれば6月～8月までに出品して秋までには売り切ってしまいたいところです。
PCパーツ、電子機器は注目されやすいし質問、いいねもよくある
PCパーツ系は割りと古いものでもそれなりにいい値段で売れたりします。特にもう使っていないBTOのPCや自作PCのパーツはサクッと売れます。CPUやメモリ、マザーボードなどバラで売ったほうが売れやすいかも。
CPUとマザーボードセットだといいねはつくのに売れなかったりするので、バラ売りした方がいいかもですね。PCパーツはいいねやコメントを集めやすく、結構詳しい人が質問してきたりするので受け答えは丁寧に。
電子機器ですが、使わなくなったコンパクトデジカメを出品したところ、割りと食いつきが良かったですし、同じ商品の出品はほぼ売り切れだったので、古い型でも未だに人気というのが推察できました。
昔のおもちゃやカードゲーム、アイドルグッズ
昔のおもちゃやカードゲームにはマニアがいたりするのでそれなりに売れます。が、値段にはシビアな人も多いので注意が必要。逆にレアなものはガバガバな値段設定でも売れたりするので、とりあえずその商品の価値がわからない時はふっかけ値段をつけておき、下調べが終わってから理想的な値段に調整するのが望ましいです。
まとめ：とりあえずさっさと売り切りたいならオトクな値段にしておくだけでいい
売りたいものを自由な価格で売りに出せるのがメルカリの良いところですが、自分が客観的に見ても「その値段では誰も買わんでしょ…」というような値段設定だと当然購入されること貼りません。
早めに手放したい物が多いなら、思い切って自分でもお得でしょ！と思える値段設定にするのが一番早いです。とはいえ、それだとやっぱり少しもったいない場合もあるため、自分の余裕のある範囲で上手に調整するというのが理想的だと思います。