私は最近メルカリにどっぷりハマってしまい、10件ほど出品して翌日3~5件発送…みたいなことを毎日繰り返しています。
それだけ部屋に不用品があることも驚きですが、その不用品がそれなりの値段で捌けるというのもまた驚きだったりします。しかしある程度取引をしていると、何かしらのトラブルも必ず起こります。どれだけ注意していても、です。
そこで、今回はメルカリで起こりがちなトラブルとその対処法について、私が経験した範囲でお伝えしていきます。なお、私自身メルカリ歴はまだ半月なので起こったことのないトラブルもまだあります。なので、そのときは追記にて補完する予定です。
らくらくメルカリ便で送ろうと思ったら購入者がコンビニ/ATM支払いでコンビニ受け取りを指定したケース
私も実際になるまで知らなかったことなのですが、らくらくメルカリ便(ヤマト)はコンビニ受け取りに対応していません。
購入者さんがコンビニ支払いでコンビニ受取を指定した場合、必然的に発送方法はゆうゆうメルカリ便となります。
基本的にはらくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便のどちらで送るかは料金支払い後でも変更可能なのですが、コンビニ受け取りを指定されるとらくらくメルカリ便は使用不可で、ゆうゆうメルカリ便かその他の発送方法での発送に限定されてしまいます。
ありがちなのが、らくらくメルカリ便で送ろうとしてコンパクトボックスに梱包していたら購入者がコンビニ受け取りを指定したため、ゆうゆうメルカリ便のゆうパックサイズ(送料600円)で送る羽目になったというもの。
これは私もあったトラブルです。ゆうゆうメルカリ便だと厚さ3cmを越えるものは必然的に送料600円~となります。ですので、仮に1200円の商品がこのようなことになった場合、
1200円(売値)-120円(手数料)-600円(送料)=480円(売上)
となってしまいます。800円とかに設定していると売上はたったの120円になってしまい、明らかにもったいないです。
なので、らくらくメルカリ便で発送予定の商品がコンビニ/ATM支払いで購入された場合、必ず取引メッセージで「こちらの商品はらくらくメルカリ便にて発送予定ですので、コンビニ受け取りは利用できません。予めご了承ください」などの連絡をしておくことが最も重要です。
送料が商品売上額を上回ってしまうケース
メルカリで何が一番怖いかと言うと、売上を食いつぶす送料です。
使えるものだけど自分にはもう不要だから処分価格で出すか…と思って売ったところ、送料が思いのほか高く、なぜか売った側の自分が損したというのはありがちなトラブルです。
実例を出すと、私は一度使って不要になたSIMパンチ(SIMカッター)を500円で出品しました。しかし500円ではなかなか売れないため、400円に値下げしたところ売れました。
不用品を買い取ってくれるのはありがたい、ということで早速梱包し定形外として郵便局にもちこんだところ、重さが295グラムで送料500円でした。
思わず「え!?500円?」と声を出して受付の人に確認までしてしまいました。くっそダルそうに「そうです」と言われたのが印象的でした…。
物売ってまさかのこっちが損するパターンは初めてで驚きましたが、定形外ならきちんと重さから送料を予測した上で値段設定すべきといういい勉強になりました。
商品名を間違えて送ってしまったケース
定形外だと商品名を書くことはありませんが、ゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便だとバーコード書き出し前に商品名を入力しておく必要があります。
らくらくメルカリ便は割りと商品名がゆるく、化粧品であれば化粧品とそのまま入力しておけば問題ないですが、ゆうゆうメルカリ便だと少し厳しく、化粧品であれば化粧水かクリームか、みたいなことも書いておく必要があり少しめんどくさいです。
私があったトラブルとしては、化粧品を間違えてサプリと入力して送ってしまったというもの。発送作業直後に間違いに気づいて取引メッセージにて「商品名を間違えましたが中身は間違いなく○○です」という旨の連絡を入れたところ、購入者さんは快く「全く問題ないです」と言ってくれたので助かりました。
多くの商品を一気に発送することになった時に起こりがちな入力ミスなので、できれば送る前に内容チェックをもう一度しておくことをおすすめします。
ゆうゆうメルカリ便のA4サイズで送ろうとしたら厚み3cmを越えてしまったケース
ゆうゆうメルカリ便は厚みが3cmまでと規定で決められていて、例えば3.5cmのものや4cmのものは送ることができません。厚みを計測するために郵便局やローソンなどでは高さ3cmの空洞が空いたプラ板が常備してあり、これに荷物を通してOKかどうか判断しています。
梱包後ギリギリ3cmだったから大丈夫だろうと思って郵便局に持っていったら、通らなくて突き返されるというのも割りとよくあるケースです。
なので、私の場合は仕方ないので梱包を変え、らくらくメルカリ便か定形外のどちらかで送ります。金額が安くて小さいものなら定形外で送るほうが送料が安いのでおすすめです。
一週間不在だからそれに合わせて発送してくれと言われたケース
コメントで「購入したいが一週間留守にするので受け取り確認ができない、発送を来週にしてくれないか」という人がたまにいます。こういう場合自分はお断りして、「受取可能になってからご購入ください」とコメントしています。受取が遅れると郵便局などでの保管期限も過ぎて最悪自分のところに商品が戻ってきてしまうことも考えられるためです。
最悪なのは購入後にこれを言われるパターンですね。今のところは無いですが、もしそうなったら丁重に取引キャンセルした方がお互いのためです。
コメントで商品の購入時期について聞かれるケース
コメントで、「これはいつ購入したものですか」とか「いつ開封しましたか」と聞かれることは割りとあります。化粧品の場合は使用期限が記載されていません。なので、自分が購入した時期をそのままお伝えすればよいです。
中身の劣化が気になる人もいますからね。なので、それを見越した値付けにするのも一つのポイントかと思います。
賞味期限切れの食品やサプリを出品してしまったケース
メルカリでは賞味期限切れの食品やサプリを出品することはできません。私も最初は知らずに出品してしまったのですが、運営に自動的に削除されました。
何度も続けているとアカウント停止の可能性もチラついてくるので、賞味期限切れのものは出さないようにしましょう。
コメントで自分で調べればわかることを聞いてくるケース
コメント欄は割りと自由なので、値下げしてくれという人がほとんどですが、たまに自分で調べればわかるやろ…というようなことを平然と聞いてくる人もいます。
応えるのが面倒くさい時は、かなり丁寧に「ご自身でお調べください」という旨のコメントを書いておくと粘着されることはありません。答える場合も丁寧な対応をしたほうがいいです。仮に購入されて悪い評価をつけられても困りますからね。
メルカリは「なんでそれを自分で調べないの?ググれば済むでしょ?」というような人もごまんといるわけで。それはネットを使っていればよく見かける光景ではありますが、メルカリでは特に多い印象です。
到着済みなのがわかっているのに受け取り確認が遅いケース
受け取り確認が遅いというのは割りとあるケースです。一品一品発送や受け取り確認をしていると、「もう届いているんだから早く受け取り確認してよ」なんて思ったりしますが、購入者も普通に生活している一般人です。
なので、ポストに届いていることに気づかなかったり仕事が遅れてしまって確認ができない、ちょうど旅行に行っていて確認が遅れた…というのもままあることです。
理由はどうであれ、相手も普通の生活を送っている人ですから商品到着から3日程度は大目に見てあげたほうがいいです。ただし3日経っても受け取り確認できない場合、取引メッセージで「商品到着済みのようですので、受け取り確認をお願いします」などの連絡はしておいたほうがよいです。
まあ期限がすぎれば自動で受け取り確認されるようになったので、それほどナーバスになるようなことではないです。
コンビニ支払い指定で支払いが遅い(数日かかっている)ケース
同じように、コンビニ支払いを指定していて支払いが遅いケースもよくあります。これも上記同様の理由です。
自分だって支払いが遅れることはあるでしょうし、コンビニさえ寄れないほど忙しいこともあるでしょう。そういったことを鑑みて、最低3日は待ちましょう。それでも支払いがないなら取引メッセージで「お支払いのほどよろしくおねがいします。」などの連絡をすべきです。
1週間を超えた場合は取引キャンセルした方が良いかもしれませんが、購入者と連絡が取れる場合はきちんとやり取りをしてどうするかを決めましょう。
一気に3~10個ほど商品発送作業しなければならなくなったケース
出品した商品が2個程度で、1週間に1個のペースで売れる…という程度なら全く問題ないのですが、一日10個出品してその日のうちに10個売れる…なんていうことも、出品するモノによってはあります。というか私がそうなりました。
仮にそうなった場合、どれが誰宛の商品か混乱しそうになりますよね。
なので、可能な限り1つずつ梱包し、中身が何かわかるよう付箋を張ったりシャーペンで箱や封筒の隅にメモっておく…という対策が必要です。というかそうしないと絶対誤配してします。
ちなみに誤配の可能性は2パターン考えられます。
- 梱包時から中身を間違えていた
- 発送時にラベルを一気に出してしまい、間違えて貼り付け送ってしまった
なので、誤配対策としては以下のようなことが有効です。
- 梱包時に何が入っているかをメモし付箋を貼っておく
- ラベル印刷やレシート貼り付けの時にメモや付箋を逐一確認しながら一つずつ貼り付け作業をする
ファミマやローソンなどのコンビニから発送する場合、ロッピーやファミポートで一個ずつレジへ持っていっては送るというようにした方がミスは限りなく減ります。
ヤマト営業所や郵便局であってもそれは同じですね。まとめてレシートやラベル印刷すると、荷物が何かの表紙にごちゃごちゃ担った時に収集がつかなくなります。まあその時はラベルをもう一度印刷しなおしたり、受付番号をチェックすることでどうにかなりますが…。
いずれにしてもまとめて発送は大変なので、可能な限りそのような状況は作らないほうが理想ではあります。まあ売れてしまったものは仕方がないので頑張って発送しなきゃいけないですけどね。
クロネコのコンパクトボックスは再利用できない
ちなみに、らくらくメルカリ便で使えるクロネコヤマトのコンパクトボックスですが、送られてきたものを再利用することはできません。
コンパクトボックスの使用は一度のみなのです。裏面には資源を再利用云々と書いてあるのにあんまりだと思いましたけどね…出品者側は毎回新しいコンパクトボックスを用意する必要があり、
まとめ:丁寧な対応と臨機応変かつ柔軟な対応をすれば、評価で普通や悪いをつけられることはない
結構評価の多い人でも割りと普通や悪いの評価がちらほら付いているのを見かけますよね。
私の場合、26件ほど取引を完了していてその全てが「良い」評価となっています。評価には迅速かつ丁寧なメッセージ対応、梱包、トラブル対応などの要素が加わっていることと思います。
商品の不備も納得してもらえる程度の価格設定にしておけば「良い」以外の評価が付くことは基本無いでしょうから、そういったこともよく考えつつメルカリを利用していきたいところですね。