ポイントサイトというと10年以上の歴史があるわけですが、未だにポイントサイトはなくなっていません。
正直なところ、個人的にはあまりいい思い出がないのでこれを紹介するのはどうなのかな？という気もするのですが、私がかつて利用していた頃（10年以上前）とは違う状況になっている可能性もあります。
それに、ポイントサイトで多少なりともお小遣い稼ぎができれば…と考えている人もいると思うので、そういったことも鑑みて紹介していこうと思います。
ポイントサイトの仕事内容
ポイントサイトの仕事内容ですが、そもそもポイントサイトで行う作業は仕事ではありません。まずポイントサイトと呼ばれる各サイト（モッピー、げん玉、ポイントタウン、ちょびリッチ、ゲットマネーなど）に登録し、そこで広告クリックやカンタンな文章入力、会員登録などをしてポイントを貯めます。
溜まったポイントは現金や商品券、ウェブマネーなどに変換することで利用できます。かなり昔からある、いわゆる「老舗」と呼ばれるようなサイトも少なくありませんので利用については概ね安心して使えると思います。
副業でできるポイントサイトの種類と作業場所
副業として手軽かつスキマ時間で行えるポイントサイトでの作業としては、上で書いたように広告クリックやカンタンな文章入力だけでなく、様々なサービスへの会員登録だったりクレジットカードの作成だったりと色々あります。
広告クリックや簡単な文章作成程度であれば仕事の空き時間や、帰宅後のスキマ時間を使ってササッと作業することは出来るでしょう。
昔はPCくらいでしかできませんでしたが、最近ではスマホで作業が出来るようになったので作業場所についてはどこでも行えるようになりました。そういう意味ではかなり効率よく作業出来るようになったと思います。
メールアドレスは捨てアカウント（アクティブに利用しない、どうでもいいアカウント）を用意し、とりあえず適当にポイントサイトのアカウントを作成することですぐに作業に入ることができます。
なぜメアドの捨てアカウントが必要かというと、ポイントサイトは広告クリックでは大した収益にはなりません。1クリック1円程度ですので、より多く稼ごうと思ったらポイントサイト経由で各種サービスに登録する必要があります。
そこで問題になるのが、たくさん登録したことによって思いもよらない大量のメールが届くことです。
案件の中にはメールから公式サイトに飛び、正式登録するところまでいってようやくポイントがもらえるものも。
それだけならまだいいですが、スパムメールも大量に届くようになるので、どうしてもメアドの捨て垢が必要になってくるのです。
ポイントサイトのメリット・デメリット
ではポイントサイトのメリットデメリットを一度整理しておきますね。
メリット
メリットとしては、スキマ時間を効率的に使って作業できるし簡単な作業ばかりなので誰でも出来ることですね。クラウドソーシングの方が難易度は高いです。
デメリット
逆にデメリットとしては、作業自体が単純なので報酬ポイントも非常に低いこと、そして大量のスパムメールが届くようになることでしょう。
ポイントサイトでの作業で最も気をつけなければならないのは、大量のスパムメールでも案件登録による個人情報漏れでもありません。
時間効率の悪さです。もちろんスキマ時間で出来る程度の作業なので仕方ないと言えば仕方ないのですし、少ないけれども確実な収入（ポイント）になるという意味では悪いとは言いません。
ただ、時間効率を考えると作業した分しか収入にならず、作業時間に応じたレバレッジがあるわけでもないです。例えばこれがアフィリエイトだとすると、作業時間が少ないのに高額な収益を得られる可能性もゼロではないわけで。
しかしポイントサイトの場合、作業時間分の報酬しか得られないうえに毎回興味もない広告をクリックしたり案件に個人情報を登録したり、あるいはカード発行したり…そういったコツコツというよりも小銭拾い的な作業をしょーもないと感じる人には全く向いていない副業と言えるでしょう。
私自身がそのような偏見を抱いているのには理由があり、一つはアフィリエイトの方がどう考えても効率がいいこと（もちろん稼げないというリスクもある）、もう一つは過去にいくらやっても換金できなかったという虚しい思い出（？）があるからです。それについてはあとでお伝えしますね。
ポイントサイトのチェックポイント
ポイントサイトの収入などチェックすべきことは以下の通り。
| 収入目安 | 月数百円～数千円 |
| 勤務地 | 自宅,外出先問わず |
| 勤務時間帯 | いつでも |
| 勤務曜日 | いつでも |
| 1回の勤務時間 | 数分（いくらでも） |
| 資格の要不要 | 不要 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
やること自体は非常に簡単です。スマホでポチポチと指示通りに広告クリックしたり案件登録するというただの単純作業なので収入も少ないです。ただし作業した分だけポイントが溜まるというのはコツコツ作業が好きな人にはたまらない楽しさがあると思います。
私もかつてはそうでした…。
ですが、正直なところ数分やって数円とかそんなレベルですので、上でも書いたとおり道端に落ちている小銭を拾い集めているような感覚になってくるんですよ。それならメルカリで不用品を売ったほうが即金性が高くて良いって考えてしまうんですよね。
はっきりといいますが、ポイントサイトで月数万円稼ぐのはかなり難易度が高いと思いますし、その場合クレジットカード発行やFX口座開設などかなり面倒くさいことをしないと難しいです。で、FX口座開設だと実際に10万円くらい入金して取引しないとポイントがもらえない、といったこともあるので、わざわざやるほどのことでもなかったりするんです。
なので、正直言って作業のリスク、面倒くささともらえるポイントは割に合わないと個人的には思っています。
ポイントサイトってそもそも稼げるのか？私の実体験をお伝えします
ポイントサイトは稼げませんし、正直めんどくさいです！私は13年ほど前にゲットマネーに登録して色々と自分にできそうなことをしていました。13年前ですら文章作成とか既にありましたし、何かしらのカード登録とかやってた気がします。学校から帰っては数時間しょーもない作業に時間を使っていたんですよ。
そして色々やって数ヶ月で5,000円溜まったんです。ちょっと待てよ、数ヶ月作業してたった5000円？！
その間に、よくわからんカードが届いたり会員登録したことによって変なメールがいっぱい来るようになったり…当時高校生になりたてくらいだった私は困りまくりました…。今思えば大したことじゃなかったんですが、まだまだ無知だったもので…
こんな面倒くさいことになるならポイントサイトなんかやらなきゃよかった…そんな感想だけが宙を漂い、溜まった5,000円も結局換金することなく作業をやめてしまいましたとさ…。
まさかこの経験をした十数年後にポイントサイトに関する記事を書くことになるとは思ってもいませんでしたが、いずれにせよ私にはポイントサイトは全く向いていませんでしたね。
副業ポイントサイトに向いている人
ではポイントサイトでの副業に向いている人はどんな人でしょうか？
こんな方におすすめ
- 全く頭を使わない作業でお小遣い稼ぎがしたい方
- 月数百円でもいいからネットで収入を得たい方
- 個人情報をばらまいても屁とも思わない方
- 作業した分だけきっちり収入にしたい方
- 道端に落ちている小銭や自販機の釣り銭を探すような作業を苦と思わない方
なかなかネガティブな感じで書いてしまいましたが、こういった人ほど向いている作業だと思います。
実際のところ、ポイントサイトで出来ることはアフィリエイトのセルフバック（自己購入によるアフィリエイト報酬のキャッシュバックのこと）でできたりしますし、あえてポイントサイトに絞って作業する必要は無いと思います。
ブログやアフィリエイトに時間を使ったほうが個人的には有用だと思ってしまうのは、私がポイントサイトで挫折してアフィリエイトでうまく行った経験がある、というのが理由でしょう。もっとも、そのアフィリエイトでも今は失敗しかしていませんが（笑）
まとめ：ポイントサイトは道端の小銭を拾うような作業
終始ネガティブな記事になってしまって申し訳ないなぁと思うのですが、実際副業としては微妙だと言わざるを得ません。
ポイントサイトを紹介しているブログやサイトもあって、「今月は◎◎ポイントもらいました」的に書いてたりしますが、あれはポイントサイトへの登録者数を増やすためのアフィリエイト広告から得た収入も含まれている可能性が濃厚なので全くあてにならないと思います。
純粋なポイントサイトでの作業で獲得できるのは、本業もあるのなら月数百円程度が限界です。数千円稼げたらものすごく頑張ったほう。1万円とかはカード発行とかしない限りまず届きません。
1クリック1円の広告踏み（しかも一日1回限定）を複数件やっていると「自分何やってるんだろう…」という気持ちになる人には全く向いていない副業です。「作業が難しいほど収入が多い」という法則はネットも現実もほぼ同じです。
ちなみに、ネットでできる作業の難しさと収益性の高さを表したのが以下の図です。
ポイントサイト＞＞＞クラウドソーシング＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞アフィリエイト・ブログ・Youtuber
アフィリエイトやブログ、ユーチューバーはうまくいけば青天井、どこまでも稼げる（やり方がダメだと収入0）のですが、クラウドソーシングは雇われですし、ポイントサイトはやった分しか稼げません。
どれを選ぶかは人によりけりですのでなんとも言えませんが、苦い記憶を消してでもやりたいかというと、やっぱりやりたくない副業の一つだと言わざるを得ません。