雑誌をペラペラとめくっていると、後半のページにクロスワードパズルとか乗ってますよね。あれって実はパズル作家の人が作っているんだとか。もちろんパズル雑誌に掲載されているパズルは言わずもがな。
パズルの種類は文字や数字を使ったクロスワードパズル、漢字パズル、数独(ナンクロ)の他に、図形パズル、立体パズルなどがあり、自分で作ったパズルをウェブや紙媒体に提供するのが主な仕事内容ですね。
自分の得意分野があって、なおかつ紙とペンがあればできる仕事なので、ひょっとしたら下手なクラウドソーシングよりも効率的に稼げてしまうかも…!?
というわけで、ここではパズルを作る副業パズル作家についてお伝えしていきますね。
パズル作家の仕事内容
パズル作家の仕事は上で書いたように、各種パズルを作ってウェブや紙媒体などに提供することです。紙とペンさえあればどこでも場所を選ばずにできるのでそこそこ良さげな副業に思えますね。
どちらかというと勉強ができるというよりも、自頭がよく柔軟な発想ができる人ほど向いている仕事なんだとか。子供の頃からやズルやクイズが好きで、よく遊んでいたという人ほどパズル的な発想(?)ができるようになり、他の人よりも問題を作るペースも早いので副業としてやるにはいいかもしれません。
ふと思いついたら、パズルのアイディアが浮かんでいるような人にはベストマッチな副業といえますね。大人になってからパズルにハマったという人もいるでしょう。そういう人は、とにかくパズルをたくさん解いてどんなパズルが面白いか?を探求していくことで、人がやっても楽しめるパズルを作れるようになるはずです。
自分で解くのにハマって、作るのにもハマったら、次は作品募集に応募しましょう。パズル作家を副業にするには作品募集に応募しなければ始まりません。最初は採用されないかもしれませんが、モチベーションを維持したまま続けていけば、そのうち採用される可能性はゼロではありません!
採用されたあとも投稿を続ければ、継続採用されることもあるそうですので副業としての可能性も広がります。その後は逆に雑誌社からの掲載依頼が来ることで、プロのパズル作家として仕事を受けられるようになります。
もちろん報酬としては1問数千円程度ですのでそれだけで食べていくのは難しいですが、副業としては十分なレベルの収入になるでしょう。
副業でできるパズル作家の種類と勤務場所
パズル作家の勤務場所は主に自宅や外出先になります。とりあえず紙とペン、そして自分のアイディアさえあれば場所を選ばずできるので、それこそ旅行先やカフェなどでパズルを作ることもできるはず。
作業時間なども完全に自由なので、やりたい時にやればいいというまさに趣味的な副業。雑誌に掲載されること、そして出版社から依頼をもらって仕事を請けるというのをゴールと仮定している記事も多いですが、個人的にはプロパズル作家として独立する方法も少なからずあるんじゃないか、と思っています。
2011年頃にテレビで月収100万超えのプロパズル作家の存在が話題になっていたようですが、現実はそこまで甘くはありません。ただ、独立して自分でユニークなパズル問題を出版したり、パズル系のアプリやウェブサイトを作って広告報酬を狙うことで月収100万が狙えないわけでもありません。
出版の方は難しいですが、ウェブ系であればゼロからでもできますしね。ただし知名度を高めるため長い年月が必要ということは言うまでまりません。
パズル作家のメリット・デメリット
パズル作家のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
デメリット
やはり趣味を副業にするというのはメリットが大きいですね。自分の好きな時に作品を作れますし、作品募集に応募するのも自由ですから。もちろん掲載されるかどうかが収入に直結するわけですが、採用されたら実績になるわけですし、それを自分のブランディングに活用すれば自分の知名度やウェブコンテンツの信用度も高まるでしょう。
ちなみに、雑誌などの募集に応募する以外にもココナラでパズル制作のサービスを売るというのも一つの方法だったり。
パズル作家のチェックポイント
パズル作家の収入などのチェックポイントも見ておきましょう。
収入目安 | 1作品数千円~ |
勤務地 | 自宅 |
勤務時間帯 | 自由 |
勤務曜日 | 自由 |
1回の勤務時間 | 自由(30分~2時間程度) |
資格の要不要 | 特になし |
難易度 | ★★☆☆☆ |
パズル作家の難易度は★2としていますが、これはパズルが得意な人から見た場合の難易度です。パズルが苦手な人からすると、★5でも足りないような副業かもしれませんしね。
作品が採用された際の収入目安は1作品で数千円です。ただ、複数掲載された場合は1万円程度の収入は見込めます。もちろん複数媒体に応募してそれらが軒並み採用されたらそれ以上の収入も考えられますが、実際には難しいので現実的には月1万円~程度が目安となるかと思います。
効率はは非常にいい副業ですが問題は採用されるかどうかなんですよね…。まずは採用を目指して日々パズル作家としての腕を磨いていくことが大事です。
パズル作家のおいしく稼げるか?
パズル作家は美味しく稼げるか気になる人もいると思いますが、やっぱりガチでパズルが趣味な人にとっては趣味と実益を兼ね備えたかなり美味しい副業だと思います。
ただ、色々作ってきてネタ切れしたりするとちょっと苦しくなると思います。色々なところから新ネタを拾ってこられる人ほど有利といえますね。長年パズル作家として続けていくにはやはり新しいネタを常に仕入れるために、色々なところにアンテナを張っている必要があるでしょう。
寄稿以外でパズル作家として収入を得たいなら、まずはプロのパズル作家としての実績を作ってからがスタートになるかと思います。そこがクリアできたらSNSやブログなどでファンを増やしながら、自分でパズル本を出版する…というのが理想ですね。パズルボンといってもきちんとターゲットを決めて、知育向け、大人向けなど色々なアイディアを出して作っていけば面白くなりそうな気がします。
副業パズル作家に向いている人
パズル作家に向いているのは以下のような人ですね。
こんな方におすすめ
- パズルが大好きな人
- パズルを作って作品募集に投稿するレベルの人
- 既に何度か作品掲載されていて実績がある人
割とニッチな副業なのですが、パズルが好きな人にはもってこいの副業なんですよね。ただ市場自体はそんなに大きいわけではないので、自分で市場開拓しようと考えている人はよく考えて行動するのが大事かと思います。
もちろん出版社からの依頼のみをこなすという副業でも全然問題はないですし、キャパ的にそっちの方が安定するという人はそっちのほうが良いと思います。ただより多く稼ぎたいなら自分でなんらかの媒体を作って見るのも面白いかな?というのが個人的に思うことです。
○○ブロガーみたいな感じでブランディングして集客し、そこからパズル作家の仕事につなげるのも悪い方法ではないので余裕のある方はチャレンジしてみても良いかもしれませんね。
まとめ:副業パズル作家としての可能性を広げるならブログも併用したい
この記事を書いてる人がネット集客バカなので、基本的に多くの副業はネット集客して欲しいというスタンスで書いています。なので、パズル作家についても例外にもれずブログとかで集客したほうが大きな収入につながりやすいと考えています。現金だねぇ…。
しかし、実際に収入面で考えた場合はやはり掲載料だけでは物足りない…ということも考えられますからね。なので間口は広くしておくに越したことはありません。