アルバイトというと真っ先に思い浮かべるのが接客業、という人もいるでしょう。接客というと普通にコンビニの店員さんやファミレスのホールや居酒屋などで働く人、お客さん対応の事務員の方…などなど、お客さんに面と向かって対応しなければならない職種全てにおいて接客が必要になってきます。
接客に自信が無いとか、自分はコミュ障だし…なんて思っている人もいるでしょう。ていうか私もそうですしね。
しかし私は現在接客の必要なアルバイトをしているわけで。コミュ障だと自覚のある人間でもやろうと思えば普通に接客はできます。ただし、それにはある条件が必要。その条件とは一体何なのか?ここでは全然そんな感じを出しているつもりはないのに「暗い」とか「元気がない」「怒ってる?」「何考えてるのかわからない」とよく言われる人向けにどうすれば改善できるのか、その方法についてお伝えしていきます。
「暗い、元気がない時があるのは当たり前」だけど接客業は顔や態度に出してはいけない
自分の性格が暗いと自覚している人ほど、自然な笑顔って作りにくいはずです。しかし接客業をしている人の多くは別に接客が得意だとか、笑顔が得意だからやっているわけではありません。
「ポジティブで笑顔はじける感じ」を演出しているんですよ。仕事の都合上ね。
もちろん性格が元々明るい人もいるでしょうが、誰もが常に元気で笑顔になれる状態とは限りません。プライベートで色々あって辛い時に「笑顔になれよ」と言われても難しいです。
ですがやはりそこは仕事と割り切って、笑顔を作っていくしかないのです。
「ポジティブ演出」というライフハックを覚えるべし!
根が暗いとか、ネガティブ思考の人もいると思います。私自身も基本ネガティブ思考だし根がかなり暗いので、面白くもないのに自然に笑顔になれと言われてもまず無理なんですが、それでもどうにかして元気で笑顔になる方法が一つだけあります。
それが「ポジティブ演出」です。ネガティブ思考の人はちまちまと細かいことを考えがちなのですが、あえて今やるべきことをだけをざっくりと考え、どうでもいいことは忘れていけばいいんです。
そうすることで、目の前の仕事がはかどり徐々に自分に自信が持てるようになります。自分に自信が持てる=仕事にも自信が持てるようになるので、ちょっとずつ仕事が楽しくなってきます。苦手だった接客もちょっとは楽しくなってくるはず。
私の場合はそのようにして、バイトの時はなるべく思考をポジティブに切り替えて取り組んでいますよ。
大事なのは、出来ないことを悔やむのではなく出来るようになったことに自信を持つこと。できないこともできるように前向きに考えること。それだけです。
笑顔で元気な雰囲気の人の方が好かれやすい
当然ですが、接客業だと仕事中もできるだけ笑顔でいることが求められます。仏頂面の人よりも笑顔の人のほうが気軽に話しかけられますから、お客さんとしても同僚としてもその方がありがたいんです。
当人にやる気がなくても、「周りからはやる気がありそうだ」とも思われやすいので、仕事においても得することが多いと思います。
ちょっと前に私が荷物を持っていた郵便局での話なんですが、窓口が2つあって1つは笑顔でハキハキした喋り方をする人、もう1つは仏頂面で怒っているかのような雰囲気でだるそうに接客する人がそれぞれ受付していました。
当然私は笑顔の受付の人のところに並びたかったのですが、忙しそうだったので仏頂面の人の受付で対応してもらったのですが、、、
対応自体は普通だったんですが、表情がないこととダルそうな雰囲気のせいでものすごく印象が悪かったですね。二度とこの人のところには並びたくない!とまで思ったほど。
表情と態度次第でここまで印象って変わるんだなと改めて感じつつ、今の自分の接客態度ってどうなんだろ?と客観的に考える材料になりました。
男性は特に無表情らしいので意識的に口角をあげよう
じゃあどうやって笑顔で元気な雰囲気を作っていくのかと言うと、まず声はワントーン高めにし、口元でボソボソと声を出すのではなくお腹から出す感じで行くと元気っぽくなります。
次に笑顔ですが、これは鏡を見ながら微笑みに見える程度まで口元を緩ませていきます。全力で笑顔になると逆に怖いので、微笑み程度で十分。
何度も鏡の前で練習し、口元の筋肉の動きを覚えておくことで鏡がなくても笑顔を作れるようにしておくというのが大事でしょうか。
ちなみに、鏡を見ずに適当に「このくらいかな?」という感じでやってると「全然笑顔じゃないよね」と言われました。やっぱり鏡を見ながら練習したほうがいいようです。
微笑み程度でも思いのほか口角をあげなければならないというのがわかるはず。
まとめ:可愛いだけじゃなくて元気も笑顔も作れる!可能な限り笑顔能面かぶって乗り切るべし
「可愛いは作れる」って言いますけど、元気や笑顔も作ろうと思えば作れます。芸能人やモデルさん、出来る営業マンなんかは常に作り笑顔で表情筋を鍛えてムッキムキになってます。
表情が良いと周りの人もなぜか親切になってくれる事が多いので、笑顔と元気は仕事だけでなく人生においても重要な要素だと個人的には思ってます。
なので、今この記事を書きながらも鏡見ながら笑顔の練習やってるんですよ…。働かみたらあいつ何やってんだって状態でしょうけどね。
ちなみに、笑うことでNK細胞が活性化して免疫力が高まりがん予防につながるというのはよく知られた話ですよね。作り笑いや愛想笑いでも実は同じ効果があるそうで、その情報は脳の中枢を刺激して楽しいという感情が湧いてくるからだそうです。
普段PCで仕事している人でも健康のためにモニタの前でにっこりしろってことですな。