正直言うと私は頭が回る方ではありません。むしろ不器用で馬鹿寄りの人間です。最近は物事に集中できなかったり、非合理的な行動ばかりしてしまっていて、もう少し目標達成のために効率よく行動できないものか？と考えることが増えました。
以前は多少なりとも生活改善のために読書していたのですが、今では自己啓発的な本は一切読んでいないのでかなりダレるようになってきたんですよね。
だったらまた読めばいいじゃんという話なんですが、読んだところでモチベアップ出来るのは一瞬だけですから、それよりももっといい方法があるんじゃないかとは思います。
で、私が今の所考えているのが「目標や必要な結果から逆算してやるべきことを明確にする」という方法です。シンプルにして至高のライフハックなのですが、意外と途中でブレたり軌道修正が面倒くさくなったり、あるいは途中で霧散してしまったり…と今まで失敗しかしていません。
ただやっぱり目標からやることを割り出すのは非常にいい方法であることは間違いないわけです。というわけで、今回は私のようなズボラな人がどうにかして目標達成したり結果を出すための方法について、私の失敗経験を踏まえて少し考えたいと思います。
目標達成のために必要な要素を小分けにする
よく言われるのが「ゴールを設定したらその過程を小分けにすることで実現可能になる」ってことですよね。これは確かにそうで、突飛に見えるゴールでも必要な要素を小分けにしていけばゴールまでの過程を明確にすることができます。
ただここで注意しなければならないのが、小分けにした要素は確実に実行できるものでなければならないということですね。
要するにこの小要素は運任せのものではなく、やれば出来るものでないとダメなんです。例えば「1年後までに売上を2倍にする」というゴールを設定したなら売上アップのために何が出来るか？を考えるわけですが、「お客さんを増やす」というだけでは漠然としすぎていて意味がありません。
お客さんを増やすために何が出来るか？まで具体的に考えます。お客さんを増やすには広告・宣伝を増やして認知度を高める事が必要で、WEB媒体を自社で用意したり既存の媒体に広告出稿したりと様々な方法があります。
もちろん売上を増やすには、「商品単価を上げる」「客単価を上げる」といったこともあるので方法は一つではありません。
売上を例に上げましたが、これは別に何でもよくて「自分の好きな曲をギターで演奏出来るようになりたい」というのもひつの目標ですね。この場合、曲が求めるテクニックから逆算して考えるといいわけです。
全体の流れを覚えた上で、要所要所でどんな技術が必要かを把握して、あとはできない部分を集中して練習し、最後に通しで演奏できればいいわけです。
あ、このたとえの方がわかりやすかったですね。。。
小分けにした要素を一つずつこなす
せっかくなんでわかりやすい喩えの方で説明します（汗）ギターで曲を演奏するというゴールのために必要な要素を分解すると、「曲の流れを覚える、必要なテクニックを覚える、指が動くようにする、楽譜を読めるようにする」ってくらいですね。
この時にやるべき順番を整理します。とりあえず全体の流れを覚えたいので曲をしつこいくらい聞き、楽譜も見て流れを掴みます。
曲の流れ、演奏の流れが大雑把に把握できたら、演奏に必要なテクニックを確認し、指がきちんと運べるかどうかをチェックします。できなければ何度も練習して出来るようにします。
最後に、曲に合わせて全体を通して演奏できるようになれば目標達成、つまりゴールというわけです。めでたしめでたし。
…こんな具合で、仕事なり趣味なりでゴールを設定し、そこにたどり着くまでの過程を明確に設定できればあとは作業するだけなので簡単になる…という話なんですよ。回りくどくてすいません。
あれもこれもやろうとしない（失敗の元）
このようにゴール設定と過程の要素分解をすることで結果に繋げやすくなるわけですが、途中で関係ないことや関係ありそうでないこと、どうでもいいことを始めたりするとすぐに歯車が狂い始めます。
とにかく、目標を最初に設定したのであれば、それを達成できるまでは一切ブレないことが不可欠です。その目標が中長期（数ヶ月～数年スパン）に及ぶのであれば、時には息抜きも必要ですが、基本は余計なことをせずに突き進む方が上手くいきやすいですし、最短期間で目標達成に近づけるはずです。
要するに、効率を考えて無駄なことするなっていう話ですね。
目標達成するまでに必要のないことは全て頭から消し去る
これも上と同じことなんですが、目標達成するまに必要のないことは頭から全部消去した方が短時間で結果に結びつきます。
私はこの記事を書いている途中に何度も「今日のお昼ご飯どうしよう」とか「あのWEBマンガ次はいつ配信だろう」とかクッソどうでも良いことを何度も考えてしまいました…。
とにかく早く結果につなげたいなら、こういった下らないことに思考や集中力、時間を奪われないようにすることが大事です。
そのためにはお昼ご飯のメニューは仕事や作業をする前に決めておくとか、どうでもいいことはメモ帳にでも先に書き出しておくことで集中の妨げになるのを防げると思います。
決して諦めない、ネガティブな気持ちにならない
目標や求める結果が大きければ大きいほど、必要になる努力量や時間、作業効率アップ策も変わってきます。必要な時間が長いほど「もうだめかもしれない」「諦めたほうが良いのかも…」なんてネガティブな気持ちになってきますが、ここで諦めてしまったら一生後悔するはずです。
私なんて、数百万円を株で溶かして取り返しのつかない状態になってしまいましたが、それでもまだ全く諦めていませんし、一日でも早くさっさと取り返してやろうという気でいるくらいです。
なので、1分1秒でも無駄にできないという気持ちで本業や副業に取り組んでいますよ、今は。
まとめ：私のように頭の悪い人は小賢しく考えず愚直にやるしかない
私は頭が悪いので、要領のいい人のように上手く人生を渡り歩く自信が全く無いですしお金もないわけですが、それでも目標達成にむけて一歩ずつ着実に物事をこなしていくつもりではあります。
一番心配しなければならないのは、上でも書いたとおり目標が途中でブレたり、明らかに時間を無駄にしたり、どうでもいいことに時間を使い始めるということでしょう。
自分の中では特に「どうでもいいことに時間を使い始める」ケースがよくあるので気をつけたいなぁと思っている次第です。
メルカリで商品を出荷するときも、ついでの用事がある時に出ればいいのに「メルカリ出荷のために」外出してしまうくらいなので未だに時間の使い方が非効率だなぁと反省したりします。
そう、やっぱり目標達成のためにはあらゆることを効率化し、結果を出すためだけに一点集中して時間を使うということが大事なんですよ。それができれば苦労はしねぇって話なんですが。
とにかく、この気持ちを忘れないように、一日一時間一分一秒を大切に過ごしていきたいと思います。時間を無駄にするということは、命を無駄にするということを意味しています。
俺、来年は絶対に今とは違う領域にいるんだ…という気持ちでがんばります。