最近になって急に時間が経つのが早いと感じている方、多いんじゃないでしょうか。残念ながら私もその一人で、今年ってまだ始まったばかりだったよね?と思っていたら年末でした。
この現象は特定の人に起こるわけではなく、全ての人に起こりうることですので「自分はまだ全然」とか思っていても気をつけてほしいです。
ここでは時間が早く感じてしまう原因・理由をお伝えするとともに、その対策方法についてもまとめます。
時間が早く感じてしまう4つの理由
まず時間が早く感じる理由については4つほど説があります。
ジャネーの法則
「人が感じる時間の長さは自らの年齢に反比例する」というもので、50歳の人間にとっての1年は1/50ほどだが、5歳の人間にとっては1/5に相当する…と言われている法則です。
言われてみれば、50歳の人にとっての1年は「たった」という感じですが、5歳の子にとっては「人生の5/1もの時間」ということになりますもんね。そりゃおじさんの方が時間が短く感じるのも当然といえば当然。
同じことを繰り返しているからという説
同じことを繰り返していると、脳が慣れと経験によって処理を高速化するので同じ経験でも時間が短く感じられてしまう…という説です。
確かに同じ作業をしていても慣れることで、特に自分が作業速度を早くしていなくても時間がどんどん早く感じてしまいますよね。毎日の炊事や家事を含め、習慣的に行っていること全てが当てはまります。
心拍数の法則
子供の頃は心拍数が高く時間感覚が長く感じ、年をとるにつれて心拍数が低くなり時間感覚が短く感じられる…という説があります。
小学生は1分強で5分と感じ、40代で8分、70代は10分以上を5分と感じていました。しかし、軽くランニングをした後は心拍数が上がるので、40代で4分、70代で5分と見事に時間感覚が短くなっているという実験結果あります。
運動して心拍数が高まると時間感覚が若返るというのが驚きですね。
情報インプット量が少ないから説
記憶量が主観的な時間の長さを決めると考えた場合、子供の頃は全ての出来事が始めての体験となります。つまり生きている事自体インプットになるので子供の時間は長くなり、新しいことを経験せずアウトプットばかりするようになると時間が短くなる…という説。
これに関しては二つ目と似ていますね。
大抵これらのことは他のサイトやブログなどで言われていることですし、個人的に全て当てはまってしまうのが悩みどころです(笑)
しかし、体感的に時間が早いと感じられているのであれば、そうならないように工夫はできるはずです。というわけで、以下ではその対策方法を考えてみました。
時間が早く感じる人やるべき対策
ジャネーの法則はどうにもなりませんが、それ以外の「同じことの繰り返し」とか「心拍数の低下」というのは、実は自分でいくらでも対策が可能。つまり、自分の行動次第で時間感覚を遅らせることはできるのです。
ではどんなことをしていけば良いのかと言うと、次のようなことですね。
新しいことをする、未経験のことにチャレンジする
なんとなく新しいことや未経験のことに挑戦するのに尻込みしていませんか?でもそれだといつまで経っても時間感覚が早いままで、気がついたら経験したことが少ないままお年寄りになってしまいます。
できるなら、色々なことをたくさん経験してお年寄りになりたいですよね?
だったら、今まで自分がやってみたかったけど出来ていなかったことや、やったことがないレジャーなどに挑戦してみるのも悪くありません。
私はキャンプやスキーなど体験せずに成長したので、どんなものかは全く想像がつかないのですが、世間ではソロキャンプなどが地味にブームになっています。ちょっとした流行り物でもいいので、何かしら新しいことをやってみることで脳がフル回転して時間を長く感じられると思います。
頭を全く使わなくてもできる状態であればあるほど、時間の経過早く感じてしまいますからね。なので、頭をしっかりと使って新しいことをしましょう!
新しい人と出会う
新しい人と出会う、というのも時間をより長く感じるためには必要なことです。同じ場所に同じ時間いに合う人との付き合いばかりではなく、今まで訪れたことのない場所で人と交流してみることで、また違った刺激が得られるはず。
結局のところ、時間を長く感じる秘訣は「新しいこと」や「未経験のこと」にどれだけチャレンジできるか?だと個人的には思っています。
なので、限られた人としか交流していない…という人は、新しい人との交流を求めてSNSでは別のクラスタの人達と絡んでみるのも良いかもしれません。
習慣になっていることをやめる
毎日の習慣になっていることって結構ありますよね。朝起きたら毎回コーヒーを飲むとか…。それが悪いというわけではなく、習慣というのは同じことの繰り返しですので、脳に新しい刺激が入ってきません。
なので、あえてもともとコーヒーを飲んでいたのを紅茶に変えてみるとか、小さいところでも変化を付けられることはたくさんあるはずです。
同じことの繰り返しばかりだと頭を使わないので、常に変化を求めるようにしてくださいね。
ダラダラした時間を過ごすのをやめる
ダラダラした時間を過ごすのをやめる…というのは当たり前っちゃ当たり前なのですが、これが意外とできないんですよね。
自分が今やるべきことをせずに安易にネットやTV番組をダラダラ見続けるのは時間の浪費にほかなりません。全く頭を使わずにできることは何の刺激にもならないので、ネットやテレビを見る時は可能な限り主体的かつ目的を持ってに見るようにしましょう。
つっても、これがなかなか難しいんですけどね…。
心拍数を高めるために運動する
心拍数が時間感覚とリンクしているというのは上でも述べたとおりですが、心拍数が高まれば時間感覚も取り戻せるので、できるだけ心拍数を高める運動をしましょう。
ウォーキングもいいですが、ジョギングだと更に心拍数が高まるのでオススメ。中年になるとメタボのリスクも高まるのですが運動によって病気予防にも繋がりますので、運動は習慣づけたいですね。運動にしてもメニューを変えたりして常に変化を求めることが大事です。
最もダメなのは新しいことや変化から逃げてしまうこと
いまの人生、満足してますか?満足できているなら時間の経過が早かろうが遅かろうが全く問題ないですよね。
しかし、今の現状に全く満足できていないどころか最悪だ、と考えているのであれば今スグにでも上記でお伝えしたことを実践すべきです。
新しいことを始めたり、今の生活を変えるというのは苦痛を伴う事かもしれません。転職するとかそれ以上にキツイですよね。でも、来年再来年を迎えた時さらに時間の経過が早くなっているとしたら…めっちゃ怖くないですか?
気がついたら40代50代、最悪定年になっているかもしれません。そんな時から新しいことを始めようったって体がついていきません。
だからこそ、今このタイミングで自分がやりたかったけど出来ていなかったこと、新しいことにチャレンジして欲しいんです。何もせずに年をとったら後悔しか残りませんよ。
やりたいことをやりましょう、今スグに。