昼夜逆転生活というと、普通に社会人生活をしている人からするとあり得ない話ですよね。昼夜逆転生活になるのは
- 二交代制労働者
- 引きこもり
- ニート
- 暇人大学生
あたりが相場だろう…そう思っている人が多いんじゃないでしょうか。ところがどっこい、二交代ではなく普通に夜間に仕事をしている人は誰でも昼夜逆転生活になりやすいです。
そのざっくりとした理由と、今日からできる改善方法をまとめたいと思います。
なぜ昼夜逆転生活になってしまうのか？
「昼夜逆転生活」で検索すると、Wikipediaに項目がありました。要因としては以下のようなものが挙げられています。
- 仕事上の理由（交代勤務や夜勤専従者が該当する）
- 帰国後による時差ぼけ
- 乳児の夜泣き
- 自堕落な生活
- 睡眠障害（後述）
「自堕落な生活」…身も蓋もない要因ですね（呆れ）。
昼夜逆転生活でも別に問題ない人や、業務上治すことは出来ない人は全く問題ないわけですが、自営業で夜遅くまで仕事しているような人は可能な限り治すべきです。
昼夜逆転生活には多くの悪影響があります。ざっくり言えば、
感情コントロール力・意欲・記憶力・思考能力・免疫力・循環器機能・身体回復機能などの低下が起こりうるそうです。さらには生活習慣病リスクが増加したり、休んだはずなのに疲れが取れない慢性疲労の発現といった悪影響も。
なぜ私がいまこのようなことを書いているかというと、私自身が今現在昼夜逆転生活に陥っているためです。
事の発端は、本業で稼げなくなったために行った副業です。
夜間副業→夜間本業で昼夜逆転生活に
私は日中に100%仕事ができるわけではありません。本業で収入が落ち込み、税金を支払うことができない状態となったため夜間の副業をはじめました。
夜間副業すれば確実に収入が得られるし、日中に出来なかった仕事は夜間副業のあとに回せばいいと思っていたのです。
しかし実際にやってみると思うようにはいかず、夜間副業のあとの本業の時間がどんどん伸びていくことに…。
当然ながら眠いのを我慢するためにコーヒーを飲んだりしていたため、どんどん寝る時間がずれ込んでいきました。
結果的に朝食をとってから昼前に起きるとかいうひどい生活状況になってしまったのです。流石にこれだとマズイので、どうにかして改善していこうとしましたが、中途半端なタイミングで寝てしまうので一向に治りません。
短期間でスパッと改善する方法はないか…と思い返してみたところ、ありました。
昼夜逆転生活を今日から改善する方法
具体的にどうやって昼夜逆転生活を短期間で解決するか。
それは、1日だけ眠くても日中は寝ずに完徹して夜寝る。そして必ず翌日朝、確実に起きるように目覚ましをセットし起床する。これだけです。というより、これ以外に方法がありません。
ネットで検索してみると「少しずつ寝る時間をずらしていく」といった方法が多いです。もちろんこの方法が体に負担がないのですが、正直面倒くさい。
手っ取り早く昼夜逆転生活を改善するには、治すと決めた日に眠くても完徹して夜になってから寝るのが最も早いです。
私は過去幾度となく昼夜逆転生活をしてきました。大学生の頃もそうですし、社会人になってからもそう。理由はほとんどが「自堕落な生活」というところですが、昼夜逆転生活になると休日でも家族や友人とすれ違いになることばかりなので良いことは全くありません。なので、早急に改善すべき。
最短で昼夜逆転生活を改善する時の4つの注意点
最短で昼夜逆転生活を改善するためには完徹が必要というのはわかると思います。しかし注意点も当然ありますので、まとめておきます。
注意点1：必ず休日のタイミングで行う
昼夜逆転生活を治すための完徹をすると、99%の確率でとんでもない眠気に襲われます。しかし仕事が入っている日に行うと仕事に集中できなかったり大きなミスをする可能性があります。
ですので、仕事がある日には行わないのは鉄則です。
注意点2：車の運転は可能な限り控える
完徹時に運転を控えるというのも大切なことです。特に眠気が強い状態で運転すると事故に繋がる可能性が高いです。
仮に運転が必要な状況になったとしても、非常に危険なので眠気を感じたらすぐにどこかに停車して休んでください。
ベストなのは、丸一日運転しないことです。
また、判断力が必要なことやカッターを使ったり料理したり…といった手先に集中力を向けなければならないことも極力控えたほうが良いですね。
注意点3：寝落ちしないように何らかの作業を行う
完徹の途中で寝落ちするとそれまでの我慢が台無しになってしまいます。なので、できるだけ値落ちしないよう体を動かさずにできる作業に集中するのがおすすめです。
これはゲームでもいいですし、PC作業でもいいです。ただし、小説を読んだり映画をみたりすると眠くなって寝落ちする可能性が高いので別のことをした方がいいですね。
注意点4：無理はしない
最後に、やっぱり大事なのは無理をしないこと。どうしても途中で眠くなったら諦めましょう。また次の機会はありますから。
数回完徹チャレンジして改善が難しい場合は、徐々に入眠時間をずらしていくというのがオススメです。
完徹の際のポイントなのですが、とにかく頭の動きが悪くてフワついた感覚になるため、身振りもおかしくなりがちです。必要以上に大きな動きをしてしまったりして食器を割ったりすることもあるので、可能な限りゆっくり動きましょう。そうすれば物を壊してしまったり階段で滑ったり、段差でつまずく可能性も低くなります
まとめ：昼夜逆転生活改善の完徹は想像以上にキツイので無理のない範囲でやろう！
書いておいてなんですが、完徹で昼夜逆転生活を改善する方法は人によっては相当キツイです。状況に応じてカフェイン摂取したり、眠気が飛ぶような作業をしたりする必要があるので睡眠障害のあるような方にはおすすめできません。
この方法がおすすめできるのは、「自堕落な生活」か「仕事上しかたなく」が原因で昼夜逆転生活になってしまった人のみです。
注意したいのは、完徹して夜に寝ても睡眠時間が伸びて結局起きたのが昼だったという場合。これは最悪なので、その可能性がある時は入眠時間を23時とかにするのではなく、21時くらいにすることで回避確率が上がります。午後9時に寝れば10時間寝ても朝7時か8時には起きれますから。
なお、この記事を書いている今この時、完徹実行中です…上手く出来たら追記にてまとめようと思います。